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in situ実験

基礎科目教育の現状と問題点と解決法

 従来の教育システムでは,座学と実験の時間的なずれが生じます。そのため,授業で習った法則・定理を正しくイメージ化できず,また,実験の目的・意義を理解せず検証実験を行う学生が少なからず存在します。


従来の教育システムの推移

 従来の知識偏重型でない実感を伴った教育方法として法則や定理を定着させるために同じ時刻,同じ場所で in situ実験(その場実験) を実施します。座学と実験が有機的に融合したシステムにより,座学で学ぶ法則・定理などを in situ実験により効果的に定着させます。したがって,仮想体験ではなく,実体験として理解することが出来ます。

 


座学と実験の有機的な融合

座学と実験との有機的な融合

 従来の方法から本プログラムの教育システムの実現に向けて,教室内に学生自らが検証実験を行うための教室内実験設備を整備します。以下に in situ実験の導入例を挙げます。

導入例

  • 学生個々人による検証実験
    例 直流回路,論理回路(ICトレーナー,デジタルテスタ)
  • 少人数グループによる検証実験
    例 交流回路,電流による次回の測定(直流電源,オシロスコープ)
  • 教員によるデモ実験
    例 半導体の低温特性(デジタルマルチメーター)

 in situ実験は,知識偏重型ではない実感を伴った教育法といえます。

 

in situ実験の効果

 in situ実験により期待される効果として次が挙げられます。

  • 法則・定理が実体験を伴った知識として正しく定着される。
  • 学生の講義への取り組みに対する意欲の向上。

 

 

 

 

 

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