令和4年11月24日（木）に、アイナックス稲本株式会社（白山工場・テクニカルセンター、いずれも白山市）において、第32回技術振興交流会見学交流会を開催し、会員企業等14名、本校教職員17名、計31名が参加しました。

   はじめに、アイナックス稲本株式会社・米田剛 代表取締役 社長執行役員から会社概要について説明を受け、白山テクニカルセンターおよび白山工場の見学を行いました。白山テクニカルセンターではホテル・病院などで使用されているシーツ、枕カバー、浴衣などの洗濯業務（リネンサプライ業）を連結された洗浄・脱水・乾燥機械で行う実演を見学し、白山工場ではテクニカルセンターで実演のあった業務用洗濯設備の製造工程や長期稼働を保証する保守サービスに対応する部品管理の現場見学を行いました。

   続いて、本校電気工学科・西山勝彦准教授から「シミュレーションによるタンパク質の挙動解析」と題する研究紹介が行われ、骨粗鬆症や関節リウマチの原因タンパク質の結合特性を分子シミュレーションと人工知能により解析した研究について紹介がありました。

今後も、会員相互並びに石川高専との連携・交流を深めて産業技術の振興と地域社会の発展に寄与する活動を展開していきます。