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「令和6年度日本弁理士会高専学生向け知的財産セミナー」を開催

    令和6年11月11日(月)、本校において、電子機械工学専攻2年生を対象とした知的財産セミナー(演習編)を開催しました。

    このセミナーは、高専機構と日本弁理士会との「知的財産教育の充実及び知的財産の活用のための協力に関する協定(平成25年3月14日)」に基づき、平成25年度より実施しています。今回は、弁理士の木森 有平 氏(木森国際特許事務所)と阿出川 豊 氏(阿出川特許事務所)のお二人を講師に迎え、特許権侵害についての講義とグループ演習に取り組みました。

    前半は、実際に起きた事例を交えて特許権侵害ついて学び、後半は身近な製品を題材にして、特許権を侵害するかどうかをグループごとに議論し、発表を行いました。

    後半のグループ演習では、「この見方だと特許権侵害にあたる」や「こう見ると特許権侵害ではないかもしれない」など、様々な意見が飛び交い、活発な意見交換が行われました。

    学生たちは、今回のセミナーを通じて、特許請求の範囲の記載に基づいて特許権の侵害かどうかを判断することが基本であることを学びました。

特許権侵害ついての講義
グループ演習