「令和7年度日本弁理士会高専学生向け知的財産セミナー」を開催
2025年11月10日(月)、本校において電子機械工学専攻2年生を対象とした「知的財産セミナー(演習編)」を開催しました。
本セミナーは、独立行政法人国立高等専門学校機構と日本弁理士会との間で締結された「知的財産教育の充実及び知的財産の活用のための協力に関する協定」に基づき、平成25年度より継続して実施しているものです。今回は、水野 友文 氏(みずの商標特許事務所)および佐藤 大輔 氏(弁理士法人快友国際特許事務所)の2名の弁理士を講師としてお迎えし、発明トレーニングの受講およびグループ演習を行いました。
前半の講義では、身近な「鉛筆」を題材に、発明をする上で大切な考え方や発明の本質について学びました。後半のグループ演習では、「より転がりにくい鉛筆」というテーマのもと、講義で学んだ内容を踏まえ、意見交換を重ねながらグループごとに解決策をまとめ、最後に各グループが工夫やアイデアを発表しました。
講師のお二方からは、弁理士という職業を志したきっかけや仕事の魅力についてもお話しいただき、学生にとって知的財産の重要性や専門職としての魅力を知る貴重な機会となりました。