特別支援学校で「支援機器」発表会を実施
2026年3月23日(月)、石川県立いしかわ特別支援学校にて、本校専攻科生が開発した「支援機器」の発表会を実施しました。支援機器とは、病気やケガ、障害、高齢などにより日常生活に困難を抱える方をサポートするための機器を指します。
今回の取り組みは、専攻科1年生の授業「創造工学演習I」の一環として、「困っている方を支援する機器を作ろう」というテーマのもとスタートしました。参加したのは、電子機械工学専攻1年の鹿道浬さん、小寺康介さん、本田朱さん、新谷歩朱さんの4名(指導教員:機械工学科 藤岡潤教授、小林裕介准教授)で、アイデアの検討から機構設計、回路、プログラム開発、加工、組み立てに至るまで、すべての工程を学生自身が担当しました。
活動を進める中で特別支援学校を訪問し、「市販のスイッチは高額で壊れやすく困っている」という現場の声を受け、より使いやすく丈夫なスイッチの開発に取り組みました。完成したスイッチ「SMILE Switch」は、障害のある児童でも押しやすい形状と高い耐久性を備え、市販品の4分の1以下という低コストを実現しています。また、「触感」といった感覚刺激にも着目し、思わず触れたくなるような独自の素材や質感を取り入れました。
発表会には50名以上の方にご参加いただき、学生による発表や実演をご覧いただくとともに、実際にスイッチを体験していただきました。参加者の皆さまからは、多くのご感想や貴重なご助言を頂戴し、学生にとって大変貴重な学びの機会となりました。
本取り組みに際し、多大なるご支援やご助言を賜り、発表会の開催にご尽力頂きました石川県立いしかわ特別支援学校の皆さまに、心より御礼申し上げます。