大学教育改革支援事業
文部科学省が高専や短大,大学等に対して財政的支援を行う教育改革推進の一環と位置づけられている事業で,全国の応募の中から審査を経て決定されるものです。
本校では以下のプロジェクトが採択され,取り組みを進めていますが,いずれも地域のニーズに応えるテーマであることが特徴です。
大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム
「基礎科目を重視した創造教育プログラム」-専門基礎科目におけるin situ実験とものづくり創造教育-
低学年で学ぶ様々な法則を時間を置かずに教室内で「その場(in situ)実験」させることによって,実感の伴った知識の定着ならびに専門科目への興味と意欲を早期に引き出すことを第一に,さらにこれらの知識をベースに4年生で実施する「ものづくり創造工学実験」へとつなげる基礎科目を重視したプログラムです。
(事業期間:平成21~23年度)
質の高い大学教育推進プログラム(教育GP)
「学習達成度試験による専門教育の質の保証」-インストラクショナルデザインの活用-
インストラクショナルデザイン手法を活用して,トリプル評価による専門基礎知識の定着を図ることによって,昨今,社会的に求められている教育の質の保証を図ると共に,プロジェクト型演習の導入,各種教材開発,e-ラーニングコンテンツの開発等によって,学生のシステム開発への意欲喚起と実践,自学自習支援を実施し,教育の質の改善を実現しています。
(事業期間:平成20~22年度)
現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)
「郷土愛育成による環境改善教育システム構築」-河北潟リテラシーと創造工学演習による河北潟環境改善教育と環境改善の取組-
地元津幡町の貴重な財産である河北潟を生きた教材として,本校学生及び地域を対象に環境改善活動を行いながら,環境改善教育システムを構築するスケールの大きなプロジェクトです。
(事業期間:平成19~21年度)
社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム
「環境に配慮したコンクリート構造物の品質評価と劣化診断教育プログラム」
今後重要性が増すコンクリート構造物の品質評価や劣化診断のための技術教育を行うもので,平成19年3月に発生した能登半島地震とも関連するテーマです。社会人の再チャレンジ教育がメインとなっていますが,本校学生の教育にも組み込むことが可能なプロジェクトです。
(事業期間:平成19~21年度)
新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム(学生支援GP)
「学外連携活動による人間力向上教育システム」-能登半島地震被災地復興支援を通して-
インターンシップやボランティア活動等といった学外実地教育の「社会参加型科目群」必修化実現に取り組みながら,能登半島地震被災地復興支援活動を通して,学生の人間力向上を目指す教育システムを構築するプロジェクトです。
(事業期間:平成19~20年度)