就職・進学支援について
石川高専では,卒業後20歳で社会へ出る不安を解消するため,就職に向き合う3つの機会を設けています。
企業見学
1年生から様々な企業を訪問し,会社見学を行います。自分の学んでいることが社会でどんな風に活かされているのか,自分はどんな事ができるのかを知ることができます。
卒業生との懇談
社会で活躍している卒業生が本校に訪れ,学生に仕事内容を紹介する講演会や懇談会があります。在校生は卒業生の活躍を直接本人から聞くことができます。
インターンシップ
4年次に夏季休業を利用して,約1週間の企業実習(インターンシップ)を行います。受入企業には本校の卒業生も多く,活躍ぶりを間近で見ることができます。この経験を通して「働く」ことを学びます。
夏季学外実習(インターンシップ)に参加して
環境都市工学科 田中 瑠音
私は海洋建設会社(マリコン)でインターンシップに従事しました。マリコンとは、特に海洋関係の工事に特化した建設業者(マリン・コントラクター)のことです。技術研究所で企業の技術を体験したり、実際の現場を見学したり、業務を体験する機会をいただきました。授業で学んだ測量をインターンシップでも実践し、学校で得た知識がどのように現場で活かされるかを知ることができました。また、会社についての詳しい説明を伺う中で、将来のキャリアに対するイメージをより具体的に描くことができました。以前は、この業界は女性が少ないため厳しい環境なのではないかというイメージを持っていましたが、今回のインターンシップを通じて、福利厚生が充実しており、女性が働きやすい職場づくりが進んでいることを実感しました。この経験を通して、海洋建設業界で働くことへの志望がより一層強くなりました。このような貴重な機会を頂けたことに感謝致します。