50周年に向けた環境整備
平成24年度
竹林伐採
本校西側県道沿いには,防音林として竹林がありました。近年は,竹林が繁殖しすぎたため津幡町,石川県及び市民ボランティアの協力を得ながら整備を行ってきたところです。しかし,あまりにも大きく成長しすぎたため,街中から校舎が全く見えない状態で,うっそうとした森の中の学校という印象になってしまいました。
そこで,歩行者(特に児童・生徒)の通行(通学)時の安全管理上の観点から,また,石川高専の存在をもっとアピールするために,長年親しみのあった竹林を伐採することにしました。 伐採後は,学生・教職員から「学校全体が明るくなった」,「津幡の町が一望できてすごい」と いった声があったほか,地元の方々からも「校舎が見えて学校があることが良くわかるようになった」,「高専のイメージが変わった」といったご意見をいただいています。伐採後の整備予定については現在検討中ですが,教育機関に相応しい環境となるよう整備を進めたいと考えています。
伐採前(平成23年)
伐採後(平成24年)
伐採前
伐採後
伐採前(平成23年6月撮影)
伐採後(平成24年8月撮影)
正門付近の整備
本校は,2012年7月4日に正門完成披露式を行いました。村本校長から,地域に開かれた石川高専として地域貢献を推進するとともに,本校の更なる飛躍の象徴となることを祈願する旨の挨拶があり,引き続き,村本校長,砂山教育後援会会長,野原同窓会副会長,野口学生会会長の計4名によるテープカットが行われました。正門とその周辺の整備事業は,石川高専の存在をよりアピールするために実施したもので,イベント会場として使用できるプラザ,学内情報を発信・展示するゲートハウス,夜間はライトアップされる2枚の大型の看板からなり,地域住民,教職員及び学生の間では大変好評を得ています。
改修前
改修後
平成25年度
正玄関・築山付近の整備
平成25年度に、1号館管理棟1階の改修に合わせて、正玄関の改修、6号館への屋根付きアクセス通路の新設、中庭築山付近の改修整備を行いました。
正玄関付近(改修前)
正玄関付近(改修後)
平成26年度
学生玄関の改修
本校では、1号館管理棟の改修を進めていましたが、このほど竣工し、11月19日(水)、教職員、学生会役員が参列して完成式が行われました。
玄関戸には大きなガラスを採用し、日光を取り込んで明るい開放的な雰囲気になり、またホールは段差を取り除いて有効活用しやすくしなりました。
村本校長は「来年度の創立50周年に向けてキャンパス整備を進めてきた。1昨年の正門の整備に続き、中庭の整備、職員玄関・学生玄関及び同ホール等の改修、ロボット製作等に使用される創造工房の新設が完了した。正門からゆるやかな坂を登ると中庭が広がり、更に進むと学生玄関そして校舎へ繋がる。全体が調和のとれたキャンパスになるように設計されている。学生諸君はこの恵まれた環境で充実した日々を過ごしていただきたい。」と挨拶しました。
技術振興交流会 第14回見学交流会
新たに設けた「創造工房」の部屋において,学生が様々なコンテスト等に参加し優秀な賞を受賞した作品等の展示及び作品の動画を上映し,本校の学生活動を紹介しました。