郷土愛育成による環境改善教育システム構築 石川工業高等専門学校問合せリンク
取組の概要河北潟に学ぶ河北潟に還す河北潟フォーラム活動レポート

19年度活動報告【英語】

第4学年 英語担当教員 太田伸子

取り組みのねらい

 一般教育科英語科の活動は,河北潟GP「河北潟に学ぶ」である。4年生英語講読授業において,地球環境から世界各国の生活状況まで,幅広い視野で,国際的な理解を育み,河北潟への理解を深めることを目的として,通年にわたる教育活動を行った。主に関連英語教材の講読,米国人教員による基調講演,留学生による各国の生活実情紹介の講演を通して,各国への理解と日本との比較考察を行った。また,英字新聞を利用し,関連記事を学習の動機付けに活用した。
 講演会を総合的学習の場と位置づけた。まず平常の授業の一部において環境問題の英語教材の講読とその感想文指導(事前学習)を行なった。さらに講演会を通して得た各国の状況への考察についての感想文指導(事後学習)を行い,理解の定着を図った。またアンケート調査によって学習効果を確認した。「非常に楽しく興味深い学習だった。」との結果が得られた。

○ 平常授業で使用した環境問題関連の英語教材タイトルの例

“Global Warming” ,“Tuvalu” など

○ 合同授業の設定と実施

4年5学科 英語合同授業(科目名 英語講読)
日時:2007 年12月19 日(水)7,8限
場所:視聴覚室
使用言語:英語または日本語
総合指導および解説:太田伸子(一般教育科教授)

第1部 基調講演 「The Melting Arctic and Methane」
 パトリック・スコフィールド (一般教育科講師)

第2部 留学生講演
 1.「カンボジアについて」 電子情報工学科4年 チャン・ラッター
 2.「ウガンダについて」 環境都市工学科4年 ムティアバ・ジェフリー
 3.「インドネシアについて」 電気工学科3年 ジミー・ハディ スサント
 4.「マレーシアについて」 機械工学科 3年 モハマド・ヌズル・ハキミ ビン・アシャーリ

実施体制

 一般教育科と専門学科の教員による全学的な協力体制で実施された。具体的には,英語科(太田伸子,パトリック・スコフィールド,鈴木久博),現代GPワーキンググループ,4年担任の各構成員が,学際的に連携した。